共同制作企画 第3弾

Base Kit

--- BASIC43 ---
Porsche 550 Spyder 1953
JAMES DEAN





主だったボディパーツは、黒いレジン樹脂です。
このレジンには鉄成分金属成分の粉末が混ぜられていて、樹脂強度を上げていると聞いたことがありますが、やはり薄モノは歪みます(^^;

幸いなことに、ボディとエンジンフードは強度を保ちそうな形状になっているようなので一安心です。
新造が必要だと思えるパーツはフロントフードと燃料タンクで、
シートはこのキットパーツを元に形状修正、ドアは内側が再現され強度も十分なので、これを用いてディティールアップいたします。

<'12.08.10> 一部文章を修正しました。
レジンに含まれているのは鉄成分なわけないですよねー! 作文中に金属と言う単語が浮かばずに思わず鉄としてしまいましたが
アルミ成分らしいですね。まったく鉄だったら錆びてしまいます(笑)




メインフレームとフロアパネルとその関連パーツです。
フロアパネルは薄く歪みがちなので、真鍮板から新造予定です。
フレームはエンジンパーツやリアフードとの兼ね合いもあるので、
前企画のCOBRA427同様にキットパーツを修正して使用したいところですが、強度・見た目・パーツ構成等を考慮して、最善の方法を取る様にいたします。
一緒に写っているユル〜イ感じのパーツも、このままの状態で使用することは、まず無いですね(笑




こちらが一番頭を悩ませているエンジンパーツです。右側がキットパーツで、左側はボシカの356スピードスターのパーツです。
ディティールの作り込みの差は一目瞭然。しかしながら、冷却ファンのフードに覆われた実車エンジンのディティールに近いのはキットパーツの方なのです。
そのようなわけなので、双方の良い所取りをして使用するエンジンをメタルで作ってみようと考えています。




こちらは“こまごま”としたメタルパーツ郡。
残念ながら、このまま使用できるものはございません。
おそらく殆どのパーツが新造になると思います。




残りのパーツはレジン製です。
キャブレターなどエンジン関連パーツとバッテリー、ドラムブレーキとホイール。真ん中にあるのはサイドミラーのカバーパーツ。
どうにかこのまま使用可能なものは、そのサイドミラーパーツぐらいですね(^^;
ホイールはボシカ製の356用ホイールに換装を推奨いたしますので、共同制作企画にご興味のある方は、キットと一緒に事前にご用意くださいますよう宜しくお願いいたします。
ボシカホイールに関しましては、どちらのお店にも在庫が無くご入手出来なかった場合はご相談ください。




デカールはジェームズ・ディーン仕様のみです。この仕様以外がご希望の場合、ボディカラーの変更は承れますのでご相談ください。
クリアーパーツは原型を制作し、バキュウムパーツを新造いたします。




最後はタイヤとヘッドライトなど灯火パーツにファンネルです。
キットのタイヤは、外側に注入跡やヒケもなく十分使用出来るものですが、若干、細い感じがしますので、全体的なバランスを見た後に再考いたします。
灯火類はもちろん新造いたします。





キットパーツ毎の概略説明はこのような感じになります。
その他も実車写真資料などから情報を得て、各所ディティールアップ致します。この辺の作業は通常の工作内容と同じです。
常に手を動かしながら考え、考えながら手を動かしの繰り返しでパーツを作り上げ、その都度、問題点をクリアしながら
モデルカーを製作しておりますので、現状ではこのような簡単な説明となってしまうことをご容赦ください。
また何かご要望やご不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください。
どうぞご検討の程、宜しくお願いいたします。





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